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ちょっと詳しい塗装の話

塗替えについてお考えの方へ

弊社の強みについて

日本の住宅は鉄骨、鉄筋コンクリート、木造、プレハブ、ツウバイフォー等があります。そのうち屋根に係る部分だけでも(アスファルト防水、樹脂防水、FRP 防水、シート防水、コロニアル、瓦、スレート、トタン)等・・・様々なもので出来ています。
 
屋根だけでもこれだけあって、塗るものがそれぞれ違った 樹脂や塗材になるともっと複雑になります。たとえば、頭痛のときに腹痛に効く薬を飲んでも全然効かないのと同じなのです。それぞれ使ってはいけない塗料が あります。それにしか使えない場合の塗料もあります。
 
しかしながら、処方を間違えられて塗られると、樹脂の特性を最大限に生かせず、後悔してしまうことに なります。 当社は社団法人日本塗装工業会会員(日本で唯一の建築塗装を主とした全国規模の法人団体)であり、トラブルは皆無で安心施工が証明さています。
 
トラブル を起こす業者は組織化されてない業社がほとんどです。当社はすべて自社責任施工(下請けを使いません)で行っておりますから、安心してお任せして頂けると 自負しております。また、当社では、お客様のご希望な色彩イメージを提案するために、専門のコーディネーターによるカラーシュミレーションシステムを導入 し、エクステリア製品(装飾建材)とのコーディネーションによって、個性的な表情が創り出せます。また、仕様書・保証書を発行しているので安心です。

塗り替えの時期について

塗装してある樹脂によって、使用する塗材が違います。また、新築から初めて塗る場合でも建材メーカーが違うと塗料使用(約 10 年~15 年位)が異なり違ってきます。壁に塗られた塗料が軽くこすって手に白く付く(チョーキング)ようでしたら、そろそろ塗り替えの時期です。もっとわかりやすく言えば、「日向と日陰」、「南面の壁と北面の壁」の色違いが判ってしまうようでしたら、塗り替え時期です。
 
モルタル壁の場合(ひび割れ、浮き)、サイディングの場合(コーキングの爆裂、釘浮き、カビ、藻類、染み等)、また最近では「ご近所さんの家が綺麗になったから自分の家が目立ってしまう」との理由から、塗り替える時期になっているようです。
 
破風板や幕板、木部の露出部分、特に雨や太陽に直接さらされている部分は 5 年~7 年(露出しない箇所では 10 年位)で塗り替えた方が良いと考えましょう。

内装塗装

スウェード調工法

スウェード調工法は(社)日本塗装工業会とスズカファイン株式会社が協同開発したスウェード調塗料「フレックススウェード」を技能委員会が工法開発した内装用塗装工法です。

スウェード調工法は、数多いデコラティブペイントの一種であり、ナチュラルテイストのカラーグラデーションとスウェードのような光沢があるタッチを特徴とする新しい高意匠形内装仕上げ塗料です。この工法は、中塗り(バインダー)と上塗り(仕上げ)から講成されています。ただし、ヤニ止めや付着力を高める必要のある場合は、シーラー(下塗り)を使用します。
 
施工はバインダーを塗装し、乾燥させた後、専用の塗装工具を用いて上塗りを行ないます。
 
標準の意匠は
刷毛ランダム仕上げ
植毛砂骨ローラー仕上げ
ラグローリング仕上げ
木目調仕上げ
の4種類です。

用途:住宅(洋風建築・和風建築)、マンション、オフィスビル(事務所・店舗・レストランなど)、医療機関、学校 、保育園、老人福祉機関、ホテル、その他公共施設など内部(新設、及びリフォーム・リニューアル)
適用部位:内壁、及び天井
適用素地:コンクリート、石膏ボード、ビニルクロス
 
尚、スウェード調工法による施工は「スウェード調工法研修会」を受講終了した会社でしか施工できません。

珪藻土

珪藻土の塗り替え
珪藻土の塗り替え
珪藻土は、植物プランクトンの遺骸が永年にわたって堆積してできた土であり、調湿性(湿度の高い時は余分な湿気を吸着し、逆に乾燥時には蓄えていた湿気を放湿することで快適な室内の温度を保つ)や断熱・蓄熱・保温・保冷効果(電気料費の削減)、耐熱性(燃えない物質なので防火性に優れている)、脱臭性(微細孔が臭いや煙などを吸着する)などに優れています。またホルムアルデヒドなどのVOCも吸着し、シックハウス症候群を抑えたり、調湿効果で湿度によるダニ・カビの発生で起こるアレルギーやアトピーを防ぐ効果があるとされています。

防水工事

防水工事について

防水工事
防水工事には、新設の場合と改修の場合とでは工法が違います。
また、防水材料も下地の状態や施工された使用材料によって施工方法が異なります。
たとえば、飲料水や食品を扱う槽などには、食品衛生法上安全を考慮した施工をしなくてはなりません。主に施工されている防水といわれるものには、大きく分けるとアスファルト防水、シート防水、塗膜防水、FRP防水、ステンレスシート防水などがあります。

防水仕様工法

アスファルト防水工法

①トーチ工法…
 ルーフィングを施工時にバーナーで加熱して溶解状態にして張り付ける工法。
②特殊シート工法…
 アスファルト防水用合成高分子シート(合成樹脂と積層用アスファルトを接着させて行なう)や
 複層アスファルトルーフィング(従来の2枚貼りを4枚貼り以上に性能を持たせた)工法。
③常温工法…
 溶剤型のアスファルトセメントを用いるやり方や、
 アスファルトルーフィングの片面に接着剤を積層しておき、
 剥がしながら行なう粘着積層工法と呼ばれる工法。
 
シート防水工法

ほとんどが、シートの片面に接着剤を用いた全面密着工法が大部分である。現在、ブチルゴム・EPDMの加硫ゴム系シート、加硫ブチルゴム系、塩化ビニル樹脂系、エチレン、酢酸ビニル共重合体系、改質アスファルト系なども使用されている。
【長所】
  • シートの伸び能力が優れている。アスファルト破断時の伸び率がせいぜい2~3%に対して、シートは300~800%位である。同じ程度の力で下地に密着している場合には、下地クラックに対する追従性が優れているといえる。
  • 耐候性が優れている。アスファルトより耐候性が良好である。
  • 軽量である。アスファルトの総重量が約8~16kg/㎡に対しせいぜい2~3kg/㎡である。
  • 常温で施工できる。アスファルト防水では溶融釜を設置しアスファルトを200~280度に加熱溶融し、火傷や火災に注意をしなければいけないが、シート防水は接着剤の使用で常温で施工できる。
  • 気温の影響を受けにくい。アスファルトは感温性が高く、垂れ落ちやすく、低音になれば胞化しひび割れを生じやすいが、ゴム系シートは比較的影響を受けにくい。
【短所】
  • 種類が多く、選択基準が無い。
  • 制度の良い下地を要す。
  • 下地への接着が不適当だとシートが破断する。
  • シート相互の接合部が弱点となりやすい。
 
塗膜防水工法

コンクリートやモルタルなどからなる防水下地に、主に合成ゴムや合成樹脂の溶液、またはエマルションを塗布して所定の厚さの防水層を形成せしめるメンブレント工法である。防水材料はエマルション系、ビニルエステル樹脂系、メタクリル樹脂系、アクリル樹脂系・ゴム系、ウレタン樹脂系・ゴム系、エポキシ樹脂系・ゴム系、クロロプレンゴム系・ゴムアスファルト系塗膜防水材料などがある。
【長所】
  • 加熱、溶融などの熱工法でないため、冷工法であるため運搬上の危険が無い。
  • 耐候性や低温における胞化性アスファルト防水に比較すると良い。
  • アスファルト防水に比較して立ち上がり部でも熱によって垂れる心配が無い。
  • アスファルト防水は漏水箇所の発見は困難で補修は難しいが、塗膜防水は密着工法であり、漏水箇所の発見や補修が容易である。
  • 塗膜防水層は継ぎ手が無く、ほとんど一体層の塗膜を持つ。
  • 自由な着色が可能である。
  • 防水層の裏面の移動をし、水の走りを予防する適切な絶縁体などを設ければ、塗膜防水は緊急を要する部分補修に適する工法である。
【短所】
  • 防水層の厚さが薄く、傷つきやすく、防水層の厚さを一定にすることが難しい。
  • 一般に溶剤型の塗膜防水材を使用するので、引火や中毒を起こす恐れがある。
  • 防水層の伸びが優れていても下地に対する接着度が適当にバランスしていなければ下地の亀裂によって、防水層が破断することがある。
  • エマルション型と膜防水の場合は乾燥硬化前に降雨に遭うと流出したり、寒冷地や冬季の工事では、凍結する恐れがある。
  • 二液分形塗膜防水材の場合は、軽量誤差や主剤と硬化剤の攪拌が不十分であると均一な良質の防水層を形成しない。
  • 吹き付け型の塗膜防水材は風などに対する施工時の養生が大切である。
 
FRP防水工法

ガラスマットにビニルエステルを含ませることによって強靭な防水膜を作る工法。
【長所】
  • 有機酸・無機酸などの耐薬品性に優れ、タンク・防液堤・ピットの内側に適している。
  • 傷が付きにくい。
  • 耐熱水性に優れている。
  • 施工時間が早い。
  • 耐衝撃性に優れている。
【短所】
  • 引火性が強いので換気に注意をする。
  • ガラス繊維が身体に入ると危険
  • 臭いが強いので、狭い箇所の工事は換気をきちんとする。
  • 継ぎ目が出やすい。
  • 主剤と硬化剤のバランスを規程通りに行なわないと硬化不良を起こす。

デコラティブペイント

ヨーロッパ王室の室内装飾画として始まったという、『デコラティブペイント=装飾塗装』はすでに数百年の歴史があります。アメリカやオーストラリアにも移民によって広まり各国で独自の技術が展開しています。画家が独自の創意工夫で絵の具を調合し自由に絵を描く表現方法を基に、壁画や物に『模擬模様』を描き出す技法です。一般的な塗装作業の際に要求される塗料の仕上がり性能の条件には隠蔽力・乾燥性・流動性(レべリング)の良さなどが挙げられます。デコラティブペイントの塗装作業は塗装面の均一性はそれほど要求されません。『塗る』というより、『描く』と言った言葉がふさわしいと思います。
 
日本でも西洋式の建物が増え壁画が多くなりました。デコラティブペイントは『だまし絵』であり、実に遊び心にあふれています。木や石の模様を描くだけでなく、壁に直接額縁や名画の模写を描く、ステンシルという装飾法で花や葉の模写を描きます。部屋の模様替えをしたければ、また書き換えればいいのです。
 
弊社は県内はもちろん全国各地をデコラティブペイントの技術指導に歩き、テキストも研究を重ねて自前で作成しています。埼玉県にある『ものづくり大学』では講師を務めています。最近では、テーマパークやホテル、オフィスビル、洋風住宅などの壁や天井、柱などで施工し、雑誌や新聞、テレビなどで、反響を呼んでおります。

発泡スチロール装飾品

他社との比較

カナダやアメリカでは外断熱の外壁材として広く使用されている。近年ではEPSモール材として国内でも製造されている。型枠に発泡剤を注入し、一定した製品を供給している。一般的には、高級デザインで、品質的にもバラツキがなく一見高級感があるが、高値である。

【工法】外部用の場合、発泡スチロールにメッシュを貼り、不燃材コーティングを施し、塗装仕上げする。
 
弊社の発泡スチロールモールディング材は顧客の個性に合わせ、オリジナリティ一に制作することで、差別化が可能。
大手の製造メーカーとの違い、すべてオーダーメイド品であり、デザインもすべて違う、同一品は作らない。
制作は自社製、取り付けは現地に合わせて自由に変えられる。
外部用、防水製品、洋風モール材、柱
内部用、飾り枠、額縁、彫刻風置物

発砲スチロール

【工法】発泡スチロール本体にガラスメッシュを貼り、不燃材コーティングを施し、塗装仕上げする。
 
大理石、御影石、木目、金属、など模様が多種可能
大きいものから、小さいものまで制作可能
移動か簡単、本物の場合、重くて移動困難
質感がある。FRP矢、プラスチックは、印刷仕上げのため、表面的で重量感がない。
手書きの場合、製品に奥行きがあり、本物と見分けがつかない重量感がある。
 
株式会社木暮塗装
〒370-0001
群馬県高崎市中尾町767番地34
TEL.027-363-3031
FAX.027-363-1064
  • 建築塗装(住宅等塗替え)
  • 鋼構造物塗装(橋梁等)
  • 装飾塗装(デコラティブペイント)
  • 防水工事
  • 看板
  • 外断熱工事
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