『描く』塗装
「デコラティブペイント=装飾塗装」とは、独自の創意工夫で絵の具を調合し自由に絵を描く表現方法を基に、壁画や物に『模擬模様』を描き出す技法です。塗装作業は塗装面の均一性はそれほど要求されず、『塗る』というより『描く』と言った言葉がふさわしいと思います。
日本でも西洋式の建物が増え壁画が多くなりました。デコラティブペイントは『だまし絵』であり、実に遊び心にあふれています。木や石の模様を描くだけでなく、壁に直接額縁や名画の模写を描く、ステンシルという装飾法で花や葉の模写を描きます。部屋の模様替えをしたければ、また書き換えればいいのです。